沖縄の風景画展を開催いたしました
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國吉清
2022年11月。琉球新報の文化面「美術月評」にて、沖縄の風景画展が掲載されました。
品評していただいた金惠信さまからは以下のお言葉をいただきました。
沖展などの公募展で入賞を重ねている洋画家國吉清が描いた風景を、第7回世界のウチナーンチュ大会を祝う趣旨で集めた個展。
國吉は当たり前にみてきた生まれ故郷沖縄が、絵を描くようになってから、見慣れた風景だからこどあらためて気づくことの多い家になったと述べている。
網などの漁の道具を無造作に積んで陸にたたずむ漁船(《眼光衰えずⅢ》)、森の木や花樹(《ベンガルヤハズカズラ》)、地元の自然観がうかがえるタイトルの赤瓦の島の家並み(《風水の良い造り》、《石獅子に守られて》)。
《やんばるの早春》や《夕日に輝く渡久港》等だけではなく、全作品に描いた地名が記されている。
在外と県内のウチナーンチュに限らず、観客にそれぞれのふるさとを眺めるまなざしについて考えさせられる作品群である。
沖縄の風景は描きたくなる題材ですので、今後もみなさまに楽しんでいただける絵を描き続けていきたいと思います。