科に盈ちて後進む
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國吉清
6年程前、久米島空港から出てすぐの松林下に見られる黄色いヒガンバナ(ショウキズイセン)群の写真を新聞で発見し、いつかこれをモチーフにして、大作(100号)を描きたいと考えていた。
当時から、久米島出身である妻ともよくこの話をしており、タイトルや構図などの相談に「久米島史からヒントを得たら?」と提案してくれた。
はじめにM15号に描いた絵が本作品であり、後に描いた100号は沖展で入選した。
この絵を描きあげた頃には、妻は他界していたが、妻との思い出や想いを込めた結果「追想・彼岸の君へ」というタイトルになった。
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